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金沢21世紀美術館

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EXHIBITION展覧会

世界屈指の中国・韓国陶磁の名品の金沢里帰り展

美の求道者 安宅英一の眼 安宅コレクション

2008年2月9日(土) - 2008年3月20日(木)

国宝 飛青磁 花生
龍泉窯 元時代(13〜14世紀)
大阪市立東洋陶磁美術館蔵
(住友グループ寄贈)

インフォメーション

期間:
2008年2月9日(土) 〜2008年3月20日(木)
10:00〜18:00(金・土曜日は20:00まで)
会場:
金沢21世紀美術館 展示室
料金:
<当日>
一般=1,000円
大学生=800円
小中高校生=400円
65歳以上=800円

<団体>
一般=800円
大学生=600円
小中高校生=300円
65歳以上=800円

「荒野のグラフィズム:粟津潔展」との共通観覧券
<当日>
一般=1,600円
大学生=1,300円
小中高生=700円
65歳以上=1,300円

<団体>
一般=1,500円
大学生=1,200円
小中高生=600円
65歳以上=1,300円

※団体は20人以上
※本展観覧券にてコレクション展II(2007年9月15日(土)-2008年4月13日)も併せてご覧いただけます
チケット取扱:
チケットぴあ(TEL:0570-02-9999、展覧会チケットPコード=687-700、共通券は687-701) / ファミリーマート / サンクス / サークルK / Yahoo!チケット
販売期間は3月20日まで(ご予約は3月17日まで)
お問い合わせ:
金沢21世紀美術館
TEL 076-220-2800

概要

安宅コレクションは、かつて日本の十大商社の一つであった安宅産業株式会社が、事業の一環として収集した約1,000点に及ぶ東洋陶磁のコレクションです。その収集を一貫して推進・指導し、厳しい眼をもって比類ないコレクションにまで築き上げたのが安宅英一氏(1901-94)でした。安宅氏は同社の取締役会長を務め、その後、相談役社賓として会社の経営に参画しました。しかし、その足跡は、むしろ美術品コレクター、あるいは第二次世界大戦以前からの日本のクラシック音楽界のパトロンとして知られています。

安宅家は、石川県石川郡金石町(現金沢市金石町)の豪家で、英一氏の祖父・幸吉氏の代に金融業、肥料、衣料などを商って加賀有数の豪商となり、父・彌吉氏は雑貨輸入業に専念、貿易商の名門、安宅産業の基礎を築きました。鈴木大拙、西田幾多郎の最大の後援者としても知られます。

同コレクションは、安宅産業の終焉の後、最終的には安宅産業の主力銀行であった住友銀行を中心とする住友グループ21社から大阪市に寄贈されました。大阪市はそれを受けて昭和57年に大阪市立東洋陶磁美術館を設立し、現在に至っています。高麗・朝鮮時代の韓国陶磁並びに漢時代から唐・宋・元・明時代の中国陶磁を主とする安宅コレクションは質の高さにおいて世界屈指の内容であり、国の内外から高い評価を得ています。

今回、この門外不出のコレクションから、大阪市立東洋陶磁美術館の監修により厳選された国宝2点、重要文化財11点を含む珠玉の名品56点を展示します。金沢ゆかりの世界的コレクションの里帰り展を通じて、東洋陶磁の美しさ、楽しさをご堪能下さい。

★詳細はこちら
http://www.kanazawa21.jp/ja/04event/event_one.php?id=811

主催/ほか

主催:
金沢21世紀美術館[(財)金沢芸術創造財団] / 大阪市立東洋陶磁美術館 / 読売新聞東京本社
企画協力:
金沢市立中村記念美術館[(財)金沢文化振興財団]
後援:
テレビ金沢
協賛:
損保ジャパン
協力:
金沢ふるさと偉人館[(財)金沢文化振興財団] / 金沢能楽美術館[(財)金沢芸術創造財団] / キリンビール株式会社 / キリンビバレッジ株式会社