ローカル・テキスタイル 1

TO&FRO うすく、かるく

2017年11月18日(土) - 2018年6月24日(日)

インフォメーション

期間:

2017年11月18日(土) - 2018年6月24日(日)
10:00〜18:00(金・土曜日は20:00まで)

会場:

金沢21世紀美術館 デザインギャラリー

料金:

入場無料

休場日:

月曜日(ただし1月8日、2月12日は開場)、12月29日(金)〜1月1日(月)、1月9日(火)、2月13日(火)

お問い合わせ:

金沢21世紀美術館 TEL 076-220-2800

「ローカル・テキスタイル」シリーズの第一弾は「TO&FRO」を取り上げます。「TO&FRO」は、金沢市とかほく市の会社「カジグループ」によるトラベルギア(旅行用品)ブランド。ブランド名は「行ったり、来たり」という意味で、気軽な旅をイメージしたものです。
カジグループは、非常に細い糸を使用し、薄くて軽いナイロンの生地を生産しています。この生地は、世界中のアウトドア製品を展開するブランドやスポーツ製品に使用されていて、「TO&FRO」はこの生地を使ったオーガナイザーなどのプロダクトの自社ブランドです。当展覧会では、このオーガナイザーのほか、様々な布のサンプルを展示します。
石川県は、織物業とともに織機をつくる工業も発達させてきました。カジグループは、グループ内で一貫したテキスタイル開発や生産を行う事が可能であり、分業されがちな織物業で、細く切れやすい糸でも均一にテンションをかけられるなど高い技術力で、薄い生地を織ることを可能にしています。高機能化によって海外の安価な大量生産品に対抗することは、日本の繊維産業の未来を考える上で重要な指針を与えてくれるでしょう。

シリーズ「ローカル・テキスタイル」

  • 2017年11月からデザイン・ギャラリーで3回にわたって行なう展覧会シリーズ「ローカル・テキスタイル」。金沢とその周辺の繊維産業がテーマです。この地域では、藩政時代から、湿潤な風土や藩の奨励により、繊維業が盛んでした。明治以降も輸出産業として栄え、戦後、絹から合成繊維にその中心が移ったあとも、地域の産業の中核でありつづけました。現在でも石川県は全国の約40パーセントのナイロン生地を生産しています。しかし、現在、中国や東南アジアの安価な労働力によって、価格競争では勝てなくなり、日本の繊維産業全体が危機的な状況にあります。
    本展覧会シリーズでは、そのような状況のなか、地域の特色を活かしながら、デザインの力とイノベーションによって、新しい時代を切り開こうとする繊維業の挑戦を紹介します。

カジグループについて

  • 1934年石川県にて創業。かほく市にて梶製作所(機械設備製造)、カジレーネ(織物製造)、金沢市にてカジナイロン(加工糸製造)、カジニット(丸編製造)、カジソウイング(ベビー服製造)でカジグループを形成する。2014年から自社ブランド「TO&FRO」を展開する。

TO&FRO 限定カラーの販売[好評につき販売終了しました]

  • 撮影:木奥惠三

    金沢21世紀美術館ミュージアム・ショップでは、「TO&FRO」展の開催にあわせ、「旅フェア」を行ないます。また、この機会に金沢21世紀美術館のテーマカラーであるオレンジ色を使ったオーガナイザー(ポーチ)が会期中販売されます。

    販売場所:金沢21世紀美術館ミュージアムショップ、TO&FRO羽田空港店のみ

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クレジット

主催:

金沢21世紀美術館[公益財団法人金沢芸術創造財団]

協力:

カジレーネ株式会社