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金沢21世紀美術館

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高嶺 格 Good House, Nice Body ~いい家・よい体

松本祐一「アンケート・アート」

インフォメーション

期間:
2010年7月31日(土)
14:00〜15:00
会場:
金沢21世紀美術館
プロジェクト工房
料金:
無料
定員:
先着40名(事前予約必要なし)
お問い合わせ:
金沢21世紀美術館 学芸課
TEL 076-220-2801

概要

当館で公開中の高嶺格氏による映像インスタレーション作品《Good House, Nice Body:私を建て、そして通り過ぎていった者たち》の音響を担当したメディア・アーティスト 松本祐一氏が、「家」をテーマとする新作の「アンケート・アート」を金沢で発表します。

「アンケート・アートとは、様々な問題に対する意見をアンケートによって集め、音楽に変換する方法です。回答のテキストを品詞分解し、品詞の種類により音程を決め、単語の長さを音符の長さとして、メロディを作り出すという、文章の構造に基づいた作曲法です。アンケート回答の文章を分解し、言葉の意味に 囚われず文章の構造のみを用いて音楽に抽象化し、テキストと その音楽を提示することによって、その回答は強調され、個々の意見の差異をより顕著に現すことができるのです。人々の意 見を使うことによって出来た、現代社会を見つめなおすのに必要な、音楽であると思います。」
(松本祐一)

作家プロフィール

松本祐一(まつもと ゆういち)

1975 年生まれ。茨城大学工学部電気電子工学科を卒業後、会社員を経て、岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー卒業。 情報科学芸術大学院大学助手、同校システム管理嘱託員を経て、現在、東京藝術大学美術学部先端芸術表現科非常勤講師。作曲を早川和子、三輪眞弘に師事。アンケートを行い、その回答の文章をコンピュータによって解析し、音楽を生成する「アンケート・アート」が代表作。

アンケートを集めています

金沢で発表される「アンケート・アート」に向け、現在、松本氏が使用するアンケートを集めています。ぜひアンケートにご協力ください。

■松本氏のWEBから(受付7/20まで)
 http://www.enquete-art.org/h/
■館内で配布中の本プログラムチラシ裏面のアンケート用紙を長期インスタレーションルーム入口の回収箱へ投函(受付7/15まで)

*公演当日、高嶺格「Good House, Nice Body〜いい家・よい体」展、プロジェクト第2章「Good House」の制作メンバー募集説明会を開催します。関心のある方はぜひご参加ください。

募集概要、説明会などの詳細はこちら

Images

    画像は左右ともに:
    「アンケート・アート」実施風景(2010年7月31日)