起点としての80年代

レクチャー「起点としての80年代をめぐって」

2018年10月14日(日)

インフォメーション

期間:

2018年10月14日(日)
14:00〜15:30(開場 13:30)

会場:

金沢21世紀美術館 レクチャーホール

料金:

無料

定員:

70名(事前申込不要)

お問い合わせ:

金沢21世紀美術館 学芸課
TEL 076-220-2801

概要

「起点としての80年代」展には、関西で活躍した作家も多く出品していますが、京都市立芸術大学を中心とした80年代の美術についてのリサーチを行ってきた@KCUA学芸員の藤田瑞穂さんに、これまでの活動から見えてきたことについてお話いただきます。また、1980年より学芸員として多くの展覧会に足を運んできた島敦彦館長が、1989年にベルギーで開催された日本文化の祭典「ユーロパリア89」の現代美術展を実見した体験を語ります。お二人の話を通じて、当時と今の視点から、80年代の日本美術とそれを取り巻く環境について再考してみたいと思います。

講師:島敦彦(金沢21世紀美術館 館長)
   藤田瑞穂(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA学芸員)

※都合により、プログラムの内容を変更する場合がございます。

講師プロフィール

  • 島敦彦

    1956年富山県生まれ。1980年4月より建設準備室を経て富山県立近代美術館に勤務した後、1992年1月より国立国際美術館(大阪)に移り、主任研究員、学芸課長を経て、2013年10月より同館副館長兼学芸課長となる。2015年4月より愛知県美術館館長を務めた後、2017年4月より金沢21世紀美術館館長となる。国立国際美術館で近年担当した主な展覧会に、「絵画の庭−ゼロ年代日本の地平から」(2010年)、「あなたの肖像−工藤哲⺒回顧展」(2013–14年)など。

  • 藤田瑞穂

    京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA(アクア)学芸員。1978年兵庫県生まれ。大阪大学大学院文学研究科文化表現論専攻比較文学専門分野博士後期課程修了。京都芸術センターなどを経て2014年より現職。近年の主な展覧会企画にクリスチャン・ヤンコフスキー「Floating World」(2018)、田村友一郎「叫び声/Hell Scream」(2018)、「im/ pulse: 脈動する映像」(2018)、主な舞台公演企画・制作に、マーティン・クリード『Work No.1020(バレエ)』(2016)など。

関連リンク

クレジット

主催:

金沢21世紀美術館[公益財団法人金沢芸術創造財団]