EXHIBITION展覧会
橋本雅也 間(あわい)なるもの
2014年5月24日(土) -
2014年8月31日(日)
《ゲッカビジン》 2010
鹿角、鹿の骨
ロンドンギャラリー蔵
インフォメーション
- 期間:
-
2014年5月24日(土) 〜2014年8月31日(日)
10:00〜18:00(金・土曜日は20:00まで) - 会場:
- 金沢21世紀美術館 デザインギャラリー
- 休場日:
- 月曜日(ただし、7月21日、8月11日は開場)、7月22日
- 料金:
- 入場無料
- お問い合わせ:
- 金沢21世紀美術館 TEL 076-220-2800
概要
「橋本雅也 間(あわい)なるもの」では代表的なふたつのシリーズを紹介する。
ひとつは花のシリーズである。鹿の骨と角から生まれた彫刻で、誕生は一頭の鹿の死から始まる。橋本は猟師に同行し、冬山で一頭の鹿の死に立ち会う。鹿は、骨、肉、皮となって、橋本の元に残った。白い花を彫り、スイセン、さくらなどの作品となった。2010年の作である。
もうひとつは橋本自身が断髪した髪をモチーフにして制作した髪飾りの作品である。自身の存在論的問いかけが髪を仲介して作品となった。大きくても15,6センチほどのサイズで、水牛の角と漆で出来ている黒くつややかな作品である。2009年の制作である。
作家プロフィール
橋本雅也(はしもと・まさや)
1978年岐阜県高山市生まれ。独学で彫刻の技術を習得し、制作を続ける。主な個展に2009年「Bouef」(Silke &The Gallery, ベルギー)、2012年「殻のない種」(ロンドンギャラリー)、グループ展に2012年「古代礼賛、中世礼賛」展(正木美術館)、2013年「メメントモリ―愛と死を見つめて―」(ロンドンギャラリー)、「第2回 金沢・世界工芸トリエンナーレ 工芸におけるリージョナルなもの」(金沢21世紀美術館)、「Taiwan・Japan-Contemporary Craft and Design/Craft in Flux 2nd International Triennale of Kougei in Kanazawa Exchange Exhibition in Taiwan」(国立台湾工芸研究所 台湾)
Images
《セイヨウバラ、カタバミ、イワガネゼンマイ、ヒメヤブラン、イワタバコ、ムクゲ、ヒルガオ、ツキミソウ、アイビー.ヘデラ》 2010
鹿角、鹿の骨
金沢21世紀美術館蔵
写真: 渞忠之
《タイハイスイセン》 2010
鹿角、鹿の骨
個人蔵
写真: 渞忠之
《無題》 2009
水牛の角、漆
個人蔵