開館5周年記念展

愛についての100の物語

2009年4月29日(水) - 2009年8月30日(日)

インフォメーション

期間:

2009年4月29日(水) - 2009年8月30日(日)
10:00〜18:00 (金・土曜日は20:00まで)

会場:

金沢21世紀美術館

休場日:

月曜日(ただし、5月4日、7月20日は開場)

料金:

※Zone1
<当日>
一般=1,000円
大学生・65歳以上=800円
小中高校生=400円
<団体>
一般=800円
大学生=600円
小中高校生=300円


※Zone2
<当日>
一般=1,000円
大学生・65歳以上=800円
小中高校生=400円
<団体>
一般=800円
大学生=600円
小中高校生=300円

※Zone1+ Zone2共通観覧券(4/29〜7/20)及びZone1+「未完の横尾忠則 - 君のものは僕のもの、僕のものは僕のもの」共通観覧券(8/1〜8/30)

<当日>
一般=1,700円
大学生・65歳以上=1,400円
小中高校生=700円
<前売・団体>
一般=1,400円
大学生=1,100円
小中高校生=600円

前売りチケット取扱:

チケットぴあ TEL 0570-02-9999
共通観覧券チケットPコード:688-639
Zone1観覧券チケットPコード:688-640
ローソン
TEL 0570-000-777
共通観覧券チケットLコード:51505
Zone1観覧券チケットLコード:51501

お問い合わせ:

金沢21世紀美術館
TEL 076-220-2800

世紀の移行と価値の転換期、悲惨な戦争と混乱の渦中に2009年が訪れ、私たちを取り巻く環境の異変は容赦なく速度を増すばかりです。そして、私たちの心身は、傷つき、飢え、乾き、彷徨いながら、太古から変わらぬ生命活動を日々営んでいます。

人間にとって「愛」ほど不可思議なものはないでしょう。哲学者の谷川徹三は「愛に対立するのは、憎しみではなくて冷淡と無関心である」と述べています。私たちは「愛」を、自分たちの儚い生命の拠り所としてきました。そして今ほど、その「愛」が問われている時代もないのではないでしょうか。

開館5周年を迎える金沢21世紀美術館は、円形ガラス張りの透明性・水平性・多方向性が全展示室で稼働する開放系に、あらゆる既存の境界を超えて、人文、社会、自然科学の各分野の研究者や活動家、そして美術、音楽、文学、身体表現等、多様なジャンルの大勢の表現者たちを招き、「愛」をめぐって語り合う場を創出します。

展覧会「愛についての100の物語」に様々なかたちで立ち現れる表現は、いつでも誰かに受けとめられ、語られ、変貌することを待っています。物語とは、出会いの場で交わされる“オープン・ダイアローグ”(開かれた対話)そのものなのです。美術館で絶え間なく生成する対話を通じて、無数の物語があふれ出すことでしょう。

出品作家

  • Zone1
    粟津潔 / ビー・バンジー / チェルフィッチュ / チェン・ジエレン / 舟越桂 /イトー・ターリ / 姜尚中 / 川崎和男 / 木村太陽 / 岸本清子 / ラファエル・ロサノ=ヘメル / みかん電鉄 / 森村泰昌 / 村田仁 / 奥田扇久 / 坂田靖子 / 島袋道浩 / 塩田千春 / サラ・ジー / 詫間のり子 / 土橋とし子 / パトリック・トゥットフオコ / 牛嶋均 / 山本基 / 山下洋輔

    Zone2
    粟津美穂 / 浜田剛爾 / モナ・ハトゥム / 一柳慧 / 金沢不満合唱団 / アニッシュ・カプーア / 川上未映子 / アナ・メンディエータ / ステファン・ロイセ / 鈴木昭男 / 鈴木ヒラク / 谷川俊太郎 / 照屋勇賢 / 東郷健 / 山折哲雄 / 山崎つる子 / 横溝静 / 湯浅誠

    ※2009年4月25日現在

会期中のイベント

クレジット

主催:

金沢21世紀美術館[(財)金沢芸術創造財団]

共催:

北國新聞社

後援:

ドイツ文化センター

特別協力:

株式会社オトムラ / 加能塩業株式会社 /
カラーキネティクス・ジャパン株式会社 /
株式会社サンゲツ